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青葉区での一戸建てへの驚きと期待

生活の雑事さえも、軽々と楽しくこなしてしまっているTさんの暮らしぶりを見ていたら、掃除だ洗濯だ、とあくせく家事に追いかけまわされているのがバカらしくなってくる。 だから、たぶん女性の10人中3人くらいは、私と同じ質問を発するのではないか?
「家族ができたらどうします?」「家族が増えたら、ここには住めないなあ。
理由は狭いからです。でもこれ以上広いところとなると、郊外になるんでしょうね。
Tさんは苦笑した。
「家族が増える予定はあるんですか?」われながらおばさんだと思いつつ、つい探りを入れてしまう。
しかし今のところないらしい。この先、もしもライフスタイルが変わったら、この家を手放さなくてはならないかもしれません。
でもいまはこの家にとても満足しているので、10年くらいは住みたい。
引っ越してきて、ちょうど1年ほどたったときに取材させてもらったが、Tさんは「まだまだ住みこなしていない」と感じていた。「この家でやりたいことがまだたくさんあるんです。

もっと棚をつくってコレクションを飾りたいし、カウンターをちゃんと整えて、友だちが集まるスペースもつくりたい。
インテリアの気に入らない部分を変えてもいきたいそうだ。
今後の計画を語る口調は、本当に楽しそうだ。男性にとって、やはり家はまず「遊びありき」なのである。
私はそう確信した。
2歳の娘を襲ったアトピー症状Tさん夫妻の長女Aちゃんは、1995年、2歳半のときアトピーが突然ひどくなった。
赤ちゃんのときからアトピー体質ではあったので、食べ物には気を配っていたのだが、2歳をすぎたころからしだいに症状が重くなり、あっという間に皮膚炎が全身に広がる。
かゆいかゆいとかきむしるので、背中がぼろぼろになるほどだ。
夜もかゆさのあまりに熟睡できないくらいひどい症状で、2人とも教師をしているTさん夫妻まで寝不足になり、困りはてた。
子どものアトピーの専門医に診察を仰いだが、原因がつかめない。
食べ物だろうかと無農薬の野菜を中心にした献立を工夫したり、部屋のダニかとこまめに掃除をした。だが症状は多少軽快しても、完治にはほど遠い状態だった。


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